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 2005/09/30 No.17(20)
園庭ではコスモスが咲き、秋の虫が訪れて、かわいい鳴き声を聴かせてくれています。
カリンや柿の実も少しずつ色付き、田んぼやバケツの稲も重く穂を垂れ、収穫の日を待っています。

 「台風がくる! 大変だ!」

9月中旬のある日、'もうすぐ風と雨の強い台風が接近する'というので、5歳児が皆で、庭の植物が大丈夫か見に行きました。すると、かかしが風に吹かれて倒れかかっているのを発見しました。早速、子どもたちとかかしが倒れないようにロープで固定しました。また、子どもたちは、田んぼの様子を見ながら「稲ちゃん大丈夫かなぁ、下向いちゃってるからなぁ(稲穂が重くなってきているので)」と稲穂に触りながら支えてあげたり、「稲ちゃん大丈夫?」と倒れかかったバケツ稲の穂を起こしてあげたりなど、稲のことを心配する姿が多く見られました。そこでバケツ稲は一カ所にまとめ、ビニールひもで周りをくくり、支柱をつけました。その後、保育室で遊んでいても、風が強く吹く音が聞こえるたびに、園庭の稲の様子を心配そうに見つめていました。
台風が通過した翌朝、子どもたちは登園するとすぐに、「稲ちゃん大丈夫?」「良かったね」など声をかけながら、田んぼの様子を見たり、バケツ稲のビニールひもをはずしたりしました。連日、日本やアメリカでの台風や雨による自然災害の報道を見ていたからでしょうか、子どもたちは稲のことをとても心配していました。

 「みみずさん かわいいね!」

2学期から、ミミズコンポストのお世話を5歳児が始めました。エサとなる野菜くずや卵の殻は家庭から持ちより、包丁で切って荒みじん切りにし、コンポストにいれます。水分も必要なので1日に1リットル位霧吹きで土にかけてあげます。ミミズたちは、いつもえさの側にいるのですが、子どもたちがふたを開けてのぞくと、あわてて土の中に隠れます。
世話をしている子どもたちは手のひらにのせて、「かわいい」、「手の上でモニャモニャ動いて、くすぐったい」とうれしそうに話しています。ミミズのふんは柔らかい栄養満点の土として、秋蒔きの野菜や花の土に使っていきたいと思います。きっとすてきな花が咲き、豊作をもたらしてくれることでしょう。


 「もうすぐ稲刈り」

田んぼやバケツ稲の稲穂の色が黄緑色から黄金色になってきました。稲穂も重くなり、垂れてきています。子どもたちは大事そうに稲穂を触りながら「お米ができてきたね」と話し、稲刈りを楽しみにしています。
先日、稲刈りの準備で、田んぼの水出し作業を4、5歳児で力を合わせて行いました。田んぼの水の中にいるメダカやタニシを汲み出してしまわないように、確かめながら、水を汲んでいました。汲み出した水はドングリ山のてっぺんから流すことにしました。すると川の様に流れだし、幼稚園の庭は一面田んぼの水だらけとなり、子どもたちは大喜びしました。「海のお祭りだ!」と声を合わせて叫びながら、皆で作業を楽しみました。
また、一緒に田植えをした5年生が園庭に来て、稲刈りをした後の稲を干す稲掛けを作ってくれました。手際よく支柱を組んでいく5年生の姿に目を見張りながら、「お兄さんたちすごい!」とあこがれの気持ちをもったり、田んぼにいたタニシやメダカを一緒に池に戻したりなど、親しくかかわる機会となりました。