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* 平成24年度幼稚園評価の結果 *

本園では、保護者のみなさん、幼児全員に対して幼稚園評価をお願いしています。
平成24年度に実施した評価の結果は下記の通りです。
アンケート実施期間:平成24年12月


【保護者】
○本園の特色ある教育活動の、稲作を中心とした自然体験を積むことが、幼児にとって豊かな体験となっていることが高く評価されている。また、保護者の方にも参加していただくことで、幼児が豊かな体験をしているのだということを実感する機会となっており、教育内容の理解を深めていただくことにも繋がっている。
3歳児も見学だけではなく、田植えや稲刈りに参加させてほしいというご意見をいただいたが、幼稚園としては、3年間を見通して発達を考慮した取り組みを考え、進めていくようにする。
 また、震災後の土の放射線量の問題から実施できなくなった活動もあったが、区の方で土の入替えを行っていただき、現在は放射線量も少なくなっているので、今後も検査結果を基にしながら、取り組んでいきたい。

○幼稚園の教育方針や教育内容については、学級便りや、行事等のしおりを事前に配布することで、参観を通し幼児の成長を理解していただくことができた。その反面遊び中心ではなく、もっと集団活動をしてほしいという意見も聞かれたが、教育要領で示されている、遊びの中での学びについて理解していただけるよう、保護者会や学級懇談会など、話す機会を多くもっていけるよう心がけていきたい。

○保護者の皆様のご協力のもと、様々な園行事や小学校ととに行う行事ができ、幼児が成長してきた姿を見ていただけている。長時間保育の保護者が参加しやすいよう、保育参観と学級懇談会を同じ日にするなど工夫していく。また、年度当初に参加していただく行事を知らせ、参加しやすいようにしていく。

○園内で育てた野菜やお米は、食べさせたいという気持ちはあるが、放射線のことを考えると心配であるという意見が聞かれたため、作った作物は持ち帰りにした。せっかく丹精こめて作った野菜なので、みんなで食することができるようにと区にお願いをして、畑や田んぼの土の入れ替えをしてもらった。放射線も測定し、安全という数値も出ているので、昌平の特色でもある自然にかかわる活動を、引き続き行っていきたい。

○今年度より、体育の専門家と連携を取りながら、運動遊びを意図的、計画的に取り入れたことで、幼児が楽しんで体を動かすようになってきている。来年度も、引き続き行っていくようにする。また、屋上校庭や体育館、芳林公園なども計画的に活用していく。プールの回数が少なくなっているとのご意見が聞かれたが、震災の影響で期間は短縮されているが、回数は今まで通りで行っている。温水プールではあるが、やはり冬になるとお湯でも冷たく感じるので、夏の間に集中して入れるようにしていきたい。

【幼児】
○年長児は田んぼに入り、泥の感触を楽しみながら、学級の友達と土作りなどに取り組んだ。約半年にわたって、水やりの工夫や、虫や台風から稲を守るなど、自然の厳しさを実感するとともに、「稲ちゃん」と呼んで愛情をもって毎日かかわり、生長・収穫を喜び、一粒のお米を大事にする気持ちが育った。畑では、さつま芋を栽培し、苗植えから収穫まで行った。今年は、放射線の関係で庭に、たくさん実ったビワやソラマメや野菜などを食べることができなかった。幼児にとっては残念なことではあった。放射線の検査をしていただき、安全を確認した後、お米などを食することができてよかった。これらの体験は、本園ならではのことであると考えている。それらの感動体験を、表現活動につなげたことで、幼児にとって、園庭での取り組みがより豊かな体験として心に残るものとなった。今後も、幼児の3年間の発達を見通し、計画的・意図的に体験活動を積み重ね、幼児の豊かな学びを促し、自然を愛する心を培っていくようにする。放射線に関しては、十分に配慮していきたい。

○保育室やホールの環境構成や指導のあり方を工夫してきた。幼児は、大型積木や巧技台などを組み合わせたり、異年齢の友達を招待してごっこ遊びをする中で思いやりの気持ちが育ったりと、広い場を使ってのびのびと遊び、楽しむ経験ができた。今度も、環境を工夫しながら幼児が楽しみながら遊びを展開していけるよう指導に心がけていく。

○幼稚園は楽しい、友達と一緒に遊ぶのは楽しい、困ったことがあった時は教師や友達に相談すると、ほとんどの幼児が感じている。5歳児になると、自分なりに考えたり、友達に相談して解決しようとしたりするなど、少人数ならではの人間関係の深まりが多く見られてきている。幼稚園に行くのが嫌な時がある幼児や、困ったことがあっても誰にも話さないという幼児もいる。幼児の性格や持ち味、状況の理解を深め、幼児の立場に立ったきめ細かな指導に心がけていく。

○栄養士を中心として、食育活動にも取り組み、好き嫌いをしないで食べられるようになっている。みんなで同じものを食することで、食べる意欲がもてている。残飯が少ないのも、嬉しいことである。

【次年度に向けて】 〜教育目標達成に向けて〜

☆主体的に遊びや生活を展開し、自己発揮したり協力して遊びを進めたりすることができるよう、保育室の環境づくりに心がけたり、ホールの有効な活用やオープンスペースの設定など、時期や活動に応じた環境の工夫をしたりする。

☆本園ならではの「園庭の自然環境」を活用し幼児が瞳を輝かせるような発見、小さな生き物から学ぶ生命の不思議さ、毎日継続して稲や芋、野菜を育てる喜びや、友達と協力して取り組む快さ、発見や感動を伝え表現する喜びなどを味わわせ、「豊かな感性」「主体性」「自然を愛する心」を育んでいく。

☆年間を通して意図的・計画的に、園庭・屋上校庭・体育館・屋内プール及び芳林公園の活用を行うとともに、体育の指導員を活用し、体を動かして遊ぶことを楽しめる幼児を育て、幼児の健康と体力の向上に努めていく。

☆小学校への円滑な移行・接続を図るために、年間計画に基づいた交流活動を実施し、さらに交流の内容を深めていく。

☆少人数園ならではのよさを生かし、学級での安定した生活を基盤としながら、異年齢の幼児や保育園児、小学生と交流などかかわりを深める。その中で、のびのびと表現したり、自己発揮し、最後までやり遂げたりする力を育てるように指導していく。

☆幼保一体施設というシステムを生かし、未就園児の会・運動会・ごっこ遊びなどに2歳児を招待して関わりをもち、幼稚園生活に期待をもって入園できるようにする。

「保護者」による評価
<アンケート結果(PDFファイル)>
<自由意見(PDFファイル)>
「幼児」による評価
<集計結果と考察(PDFファイル)>