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* 平成25年度幼稚園評価の結果 *

本園では、保護者のみなさん、幼児全員に対して幼稚園評価をお願いしています。
平成25年度に実施した評価の結果は下記の通りです。
アンケート実施期間:平成25年12月


【保護者】
○全体としては、どの項目についても高評価であった。今年度取り組んできたことが子供の姿に反映され、保護者が子供の成長を感じることができているといえる。
教育目標については、「自分で考える子」「明るく元気な子」については、100%に近い評価である。それに比べると「仲よく遊ぶ子」は、90%を下回っており、次年度以降の課題ともいえる。

○今年度「明るく元気な子」を重点目標として、教育活動に取り組んできた。体操遊びやプール指導等、専門の講師と連携を取りながら、芳林公園や屋上校庭等を活用しての運動遊びを意図的、計画的に取り入れたことで、昨年と比べ楽しんで体を動かす幼児が増え、保護者もそうした姿に成長を感じている。
また芳林公園の活用と併せて、長時間保育の時間帯にも体育館を活用できるようになったことで、午後も運動的な遊びを意図的に取り入れることができ、保護者の評価を得ている。

○本園の特色ある教育活動の、稲作を中心とした自然体験を積むことが、幼児にとって豊かな体験となっていることが高く評価されている。また、遊びを中心とした体験活動も高く評価されており、保護者が幼稚園教育を理解し、子供の成長を実感しているということがいえる。
昨年度は、震災後の土の放射線量の問題から実施できなくなった活動もあったが、今年度は、区の方で土の入替えを行っていただき、栽培したものを食することもできた。次年度も体験的な活動の充実に向け、取り組んでいきたい。

○保護者との連携の情報発信については、今年度ホームページに「元気日記」を掲載するようにしたことで、保護者が日々の活動を具体的に知ることができ、そのことが、幼稚園の教育方針や教育内容の理解につながったと考える。
一方で、園便りを十分に読んでいない、または読んでいるが内容を理解していない保護者の姿も見られ、より分かりやすい情報発信の在り方を、今後も考えていく必要がある。また日常の連絡事項等も一斉メール配信を活用し、情報の漏れがないよう徹底していきたい。

○保育参観や保護者会において、保育参観日を一日だけでなく数日設けたり、保護者会を土曜行事の後に実施したりするなど、就労する保護者にとっても参加しやすい方法を工夫してきた。園のそうした配慮に対して、保護者も高評価をしてくれている。しかし、「もっと工夫してほしい」という声も聞かれ、次年度、様々な方法を実施しながら、よりよい方法を考えていきたい。

○長時間保育実施も2年目になり、今年度は昨年度の評価を踏まえた取り組みを実施してきた。また、年度途中で保護者の声を取り入れ、改善してきたこともある。
体育館の活用や集会的な活動「にこにこタイム」の実施、長時間保育の担任制等により、長時間保育の充実が図られ、保護者の支持も受けている。また、保育参観や保護者会の実施についても工夫をしたことで、長時間保護者も参加しやすくなり、幼稚園の教育活動に理解を示している。
今後も、保護者の声を受け止めながら、幼稚園教育の充実に向け、保護者の理解と協力を得ることができるよう努めていきたい。

【幼児】
○全園児が幼稚園は楽しく友達と一緒に遊ぶと楽しいと感じている。また、園専有の庭(戸外)や芳林公園で遊べることも楽しいことの一つと捉えている。この結果から以下のことが読み取れる。
・一人一人の園児が園生活を安心して過ごせている。
・園児と教師との信頼関係が確立し、それが基盤となっている。
・庭や芳林公園を含めた園環境が園児にとって魅力的な環境となっている。
・友達と一緒に過ごすことが嫌でなく、むしろ一緒に遊ぶことで遊びや園生活が楽しい環境(関係性)が築けている。
幼稚園は、幼児にとって初めての学校生活であり、友達と関わりながら自分の力をのびのびと発揮する中で発達に必要な体験を積み重ねていくことが重要であり、これらの結果はそれを実現するための大切な基盤である。そのため、今後も教職員同士の情報交換を密にしながら園児一人一人との信頼関係作りを大切にし、季節に応じた魅力ある環境作りと豊かな友達関係を促す指導の在り方を工夫していきたい。

○庭で遊ぶことがどの子も好きであり、園庭に様々な実が実ったり、多様な生き物がすんでいたりすることをどの園児も実感できた1年であったことが結果からわかる。自然体験は幼児の豊かな感性を育み、知的好奇心を高める望ましい環境である。次年度は探究的な自然環境の在り方について今年度の指導計画を見直しながら、よりよい経験ができるよう環境を工夫し教育内容の充実に努めていきたい。
また、小さい庭ながら鬼ごっこをしたり固定遊具で遊んだりなどの環境を設定したことで、体を動かして遊ぶことを楽しむことができる園児が増えてきている。年間を通して戸外で体を動かして遊ぶことを楽しめるよう次年度も工夫し、健康な身体づくりも大切にしていきたい。

○稲作についてはどの学年も楽しさや、稲の生長に不思議さと喜びを感じていることがわかる。稲作10年目を迎え、今までの経験を生かした稲作の活動が安定して展開できるようになってきているのではないだろうか。アンケート結果も変わらぬ安定した好結果となっている。昌平幼稚園の特色ある教育活動として稲作が定着し、子供たちの園生活にも大切なものとなっていることがわかる。また、発達に合わせた取り組み方に無理もないため、どの学年でも好評価であったと思われる。

<5歳児>
お米作りの大変さや、頑張ったことで美味しいお米ができた、生長の様子の不思議さ等の言葉が聞かれ、年間を通して継続したことで協働の喜びと収穫したことで得られた満足感が味わえた。また、自然への理解と関心が深まったと思われる。

<4歳児> 田植えや稲刈りを共にしたことで稲への関心が高まり、5歳が世話をしている姿や稲の生長の様子に関心をもつことができたのではないだろうか。自分たちが稲の世話をうまくできるかどうか不安であるという声も聞かれたが、5歳の世話の様子をそれだけしっかり見ていたからこそと分析でき、4歳児になりに真剣に取り組んでいこうとする気持ちが感じられる。また実際にお米を食するということへの期待を全員がしており幼児期には食べることが意欲や関心を高めることがわかる。

<3歳児>
担任が関心をもって4・5歳児の世話や稲の生長をみたりしたことが3歳児への稲への興味を引き出している。また、稲が実りお米になることやみんなで収穫し調理・食したことが楽しい経験として一人ひとりの心に刻まれている。

○専門の講師による体操やプール、太鼓指導はほとんどの園児が楽しいと答えており、園生活への負担は感じられない。また、苦手であったことができるようになって嬉しいと答えた子もいて、様々な経験を積ませることによる世界の広がりを実感させることができた面も伺えた。しかし、あまり好きではないという園児もいることから無理強いし、そのものが嫌いになってしまわぬよう、一人ひとりにそった細やかな配慮をしていくことが必要であると思われる。家庭及び専門講師との打合せをその都度するなど連携しながら昌平幼稚園の特色として楽しい教育内容を実現できるよう一層の工夫をしていきたい。併せて学年の発達にあわせた取り組み回数や内容も、好結果につながったと思われるので、次年度に繋げる。*太鼓は保護者に披露する場面を何回か作ったことで園児の自信に繋がっている。3・4歳児の活動の刺激となるだけでなく、5歳になることへの期待に繋がっている。

○3歳児は1名を除き全員が先生と一緒に遊ぶことを楽しいと感じ、好きであると答えていた。楽しくないと答えていた園児は質問の前に担任から叱られていたことが原因であったようだ。しかし、本人もなぜ叱られたのかが分かっていて「自分がいけないことをしたから」と答えていた。安全面や心を大切にした指導を徹底するためには、教師は時に厳しく指導にあたらなくてはならないこともある。しかし、どのような時も園児一人ひとりとの信頼関係作りを基盤に進めていくことを今後も継続していく。

○降園後は勉強をするという答えが39%、TVやyoutubeを見るという答えは49%あった。早期教育や情報の与え方については各家庭と連携をとりながら、園生活に繋げていかれるように工夫する。

○ほとんどの園児が園生活で困ったことがないと答えている。2%の園児も園生活ではなく家庭に帰ってからの勉強がいやであると答えていることから、全員が「ない」と捉えられる。
園で困ったことがあった時には、先生や友達に自分で話をする園児がほとんどであり、そのことで解決ができているのであろう。このような結果は先生や友達等、園内での人間関係が良好に築かれているからこそと考える。特に年齢が上がるほど(5歳児は全員)先生だけでなく、友達に話をし共に解決していこうとしている。

○幼稚園に行くことが嫌な時があるかとの質問に、ほぼ全員がないと答えている。5名があると答えているが体調の悪い時と答えている子が多く、問題はないと思われる。但し、友達とケンカをしたときに行きたくなくなると答えている子がいることを大切に受け止めたい。幼児の中の友達の存在は大きなものであるため、園生活の中での友達関係には常に目を配り、幼児理解に努め、一人ひとりが嫌な思いを残したまま降園しないよう配慮していきたい。


「保護者」による評価
<アンケート結果(PDFファイル)>
「幼児」による評価
<アンケート結果(PDFファイル)>